【2026年版】3月の時候の挨拶一覧|上旬・中旬・下旬の使い分けと文例(ビジネス/カジュアル/弔事)

3月(弥生)は、啓蟄を迎えて春の気配が濃くなり、春分を過ぎると日差しの暖かさも増してくる月です。
本ページでは、上旬・中旬・下旬の使い分けを軸に、ビジネス向け/カジュアルの書き出し、お礼・お詫び・弔事、そして結びの言葉まで、すぐに使える文例を一覧でご紹介します。
旧来の〜の候/〜のみぎりのフォーマル表現と、読みやすい口語表現の両方を揃えています。 3月の季語・行事まずは一覧上旬(1〜10日)中旬(11〜20日)下旬(21〜31日)用途別(ビジネス・カジュアルほか)結びの言葉表記のコツ

3月の季語・行事の目安

※2026年のケースです。

季節の節目

  • 啓蟄:3月5日ごろ(冬ごもりの虫が動き始める頃)
  • 春分:3月20日ごろ(昼夜の長さがほぼ等しくなる頃)

行事・話題

  • ひな祭り:3月3日
  • ホワイトデー:3月14日
  • 春分の日:3月20日
  • 卒業式・送別・年度末・桜の便り・花粉・三寒四温

まずは使える語の一覧(フォーマル/口語)

フォーマル(〜の候/〜のみぎり)

  • 弥生の候(3月全般)
  • 早春の候(上旬中心)
  • 浅春の候(上旬〜中旬)
  • 啓蟄の候(啓蟄以降)
  • 仲春の候(中旬中心)
  • 春暖の候(中旬〜下旬)
  • 春分の候(春分以降)
  • 春陽の候(下旬に使いやすい)

口語(読みやすい書き出し)

  • 春の気配が日ごとに感じられる頃となりました。
  • 日差しにやわらかな暖かさが戻ってまいりました。
  • 三寒四温で、春の訪れを感じる日が増えてまいりました。
  • 年度末を迎え、何かと慌ただしい時期となりました。
  • 桜の便りが待ち遠しい季節になりました。
  • 花粉の気になる季節です。どうぞご自愛ください。

上旬(1〜10日)に使いやすい書き出し

フォーマル

  • 弥生の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 早春の候、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
  • 浅春のみぎり、皆さまにはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 啓蟄の候、時節柄どうぞご自愛のほどお願い申し上げます。

口語

  • 朝晩にはまだ冷え込みが残りますが、いかがお過ごしでしょうか。
  • ひな祭りの頃となり、春の気配を少しずつ感じるようになりました。
  • 日差しはやわらぎつつも、まだ寒い日が続いております。
  • 季節の変わり目ですので、どうぞ体調にお気をつけください。

中旬(11〜20日)に使いやすい書き出し

フォーマル

  • 仲春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
  • 啓蟄のみぎり、平素のご厚誼に心より御礼申し上げます。
  • 春暖の候、皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。
  • 弥生の候、引き続き変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。

口語

  • 三寒四温で、春らしい日が少しずつ増えてまいりました。
  • 卒業の季節となり、節目を感じる頃となりました。
  • 春の日差しを感じる一方で、朝夕はまだ肌寒さが残ります。
  • 年度末を前に、ご多忙の時期かと存じます。

下旬(21〜31日)に使いやすい書き出し

フォーマル

  • 春分の候、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
  • 春陽の候、時節柄ご自愛専一にてお願い申し上げます。
  • 春暖の候、皆さまにはお健やかにお過ごしのことと存じます。
  • 弥生の候、年度末ご多忙の折とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

口語

  • 日ごとに春らしさが増し、過ごしやすい日も増えてまいりました。
  • 桜の便りが聞かれ、春本番を感じる頃となりました。
  • 年度末を迎え、何かと慌ただしい毎日かと存じます。
  • まだ気温差のある時期ですので、どうぞご自愛ください。

用途別の文例

ビジネス(社外)

  • 仲春の候、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
  • 春分の候、貴社ますますご隆盛の段、お慶び申し上げます。
  • 春暖の候、日頃のご厚情に深く感謝申し上げます。
  • 春らしい日が増えてまいりました。平素のご愛顧に御礼申し上げます。

社内・取引先担当者あて(ややくだけた口調)

  • 年度末でお忙しい時期かと思いますが、進行確認で一点ご連絡します。
  • 春らしい日も増えてきましたね。引き続きよろしくお願いいたします。
  • 月末に向けて慌ただしくなりますので、一度スケジュールをすり合わせさせてください。

お礼

  • 仲春の候、先日はご多忙のところお時間を賜り、誠にありがとうございました。
  • 春暖のみぎり、温かいご高配にあずかり、心より御礼申し上げます。

お詫び

  • 春分の候、このたびはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。
  • 春暖の候、不手際によりご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

弔事(お見舞い・お悔やみ周辺)

※時候の挨拶は簡素にし、相手への気遣いを優先します。

  • 季節の変わり目ですので、どうかご自愛のうえお過ごしください。
  • 朝晩はまだ冷えます。くれぐれもご無理なさらぬようお祈り申し上げます。

カジュアル(私信)

  • 少しずつ春らしくなってきたね。元気にしてる?
  • 桜の便りが待ち遠しい季節だね。また近いうちに会おうね。

結びの言葉(そのまま使えます)

ビジネス向け

  • 時節柄、くれぐれもご自愛ください。
  • 今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。
  • 皆さまのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
  • まずは略儀ながら書中にてお願い申し上げます。

カジュアル向け

  • 季節の変わり目だから、体調に気をつけてね。
  • 落ち着いたらまた近況聞かせてください。
  • 春を楽しみながら元気に過ごしてね。

表記のコツと注意点

  • 3月は春らしさが増す月。 上旬はまだ寒さが残るため、早春・浅春などの表現が自然です。下旬は春分以降のため、春暖・春陽などが使いやすくなります。
  • 年度末の文脈と相性が良い月です。 挨拶は簡潔にして、本文では締切・進行・異動・送別などの要件を明確にすると読みやすくなります。
  • 春らしさの出しすぎに注意。 地域によってはまだ寒い時期のため、春爛漫のような強い表現より、春の気配や日差しの暖かさ程度に留めると無難です。
  • 候/みぎりで語調が変わります。 かたく整えるなら〜の候、やわらげるなら〜のみぎりでも自然です。
  • 重ね言葉に注意。 お身体ご自愛くださいは冗長になりやすいので、くれぐれもご自愛くださいがすっきりします。
  • 数字表記。 縦書きは漢数字、横書きは算用数字が読みやすい傾向です。

※地域差により春の進み方が異なります。迷ったときは春の気配が感じられる頃、季節の変わり目ですのでなどの中立表現が安心です。

3月は冬の名残と春の訪れが交差する時期です。
書き出しは季節感を一言そえる程度に抑え、本文の要件を明快にすると読みやすくなります。

※手紙本文の作成や宛名の手書き清書についてもご相談いただけます。

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