【2026年版】2月の時候の挨拶一覧|上旬・中旬・下旬の使い分けと文例(ビジネス/カジュアル/弔事)
2月(如月)は、節分を過ぎて立春を迎える一方、寒さが残る月です。
本ページでは、上旬・中旬・下旬の使い分けを軸に、ビジネス向け/カジュアルの書き出し、お礼・お詫び・弔事、そして結びの言葉まで、すぐに使える文例を一覧でご紹介します。
旧来の〜の候/〜のみぎりのフォーマル表現と、読みやすい口語表現の両方を揃えています。
2月の季語・行事まずは一覧上旬(1〜10日)中旬(11〜20日)下旬(21〜28日)用途別(ビジネス・カジュアルほか)結びの言葉表記のコツ
2月の季語・行事の目安
※2026年のケースです。
季節の節目
- 立春:2月4日ごろ(暦の上で春の始まり)
- 雨水:2月19日ごろ(雪が雨に変わる頃)
行事・話題
- 節分:2月3日ごろ
- 建国記念の日:2月11日
- バレンタインデー:2月14日
- 天皇誕生日:2月23日
- 梅の開花・梅まつり・受験シーズン・寒波・乾燥・三寒四温
まずは使える語の一覧(フォーマル/口語)
フォーマル(〜の候/〜のみぎり)
- 如月の候(2月全般)
- 向春の候(上旬〜中旬)
- 早春の候(上旬〜中旬)
- 春寒の候(上旬〜中旬)
- 立春の候(立春以降)
- 梅花の候(中旬〜下旬)
- 余寒の候(中旬〜下旬)
- 雨水の候(雨水以降)
口語(読みやすい書き出し)
- 立春を迎え、暦の上では春となりました。
- 梅のつぼみがほころぶ頃となりました。
- 寒さが残る毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
- 三寒四温で、春の気配を感じる日が増えてまいりました。
- 乾燥が気になる季節です。どうぞご自愛ください。
- 雪や凍結の便りも聞かれる頃となりました。
上旬(1〜10日)に使いやすい書き出し
フォーマル
- 如月の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 向春の候、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
- 早春のみぎり、皆さまにはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
- 春寒の候、時節柄どうぞご自愛のほどお願い申し上げます。
口語
- 寒さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
- 節分を迎え、季節の移ろいを感じる頃となりました。
- 立春を前に、冷え込みが一段と厳しく感じられます。
- 空気が乾燥する季節です。どうぞ体調にお気をつけください。
中旬(11〜20日)に使いやすい書き出し
フォーマル
- 立春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
- 梅花のみぎり、平素のご厚誼に心より御礼申し上げます。
- 余寒の候、皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。
- 雨水の候、引き続き変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。
口語
- 立春を過ぎましたが、まだ冷え込む日が続いております。
- 梅の香りがほのかに感じられる季節となりました。
- 三寒四温で、春の訪れが待ち遠しい頃となりました。
- 雪や凍結が気になる時期です。どうぞお足元にお気をつけください。
下旬(21〜28日)に使いやすい書き出し
フォーマル
- 余寒の候、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
- 雨水の候、時節柄ご自愛専一にてお願い申し上げます。
- 梅花の候、皆さまにはお健やかにお過ごしのことと存じます。
- 如月の候、年度末に向けご多忙の折とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
口語
- 日差しに春の気配を感じる日が増えてまいりました。
- 寒さの中にも、少しずつ季節の変化が感じられる頃となりました。
- 年度末が近づき、何かと慌ただしい時期ですね。
- まだ寒い日もございますので、どうぞ温かくしてお過ごしください。
用途別の文例
ビジネス(社外)
- 立春の候、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
- 余寒の候、貴社ますますご隆盛の段、お慶び申し上げます。
- 梅花の候、日頃のご厚情に深く感謝申し上げます。
- 立春を迎えましたが寒さが続いております。平素のご愛顧に御礼申し上げます。
社内・取引先担当者あて(ややくだけた口調)
- 寒い日が続きますね。進行の確認で一点だけご連絡します。
- 立春を過ぎましたが、まだ冷え込みます。体調に気をつけて進めましょう。
- 年度末が近づいてきましたので、スケジュールを一度すり合わせさせてください。
お礼
- 立春の候、先日はご多忙のところお時間を賜り、誠にありがとうございました。
- 余寒のみぎり、温かいご高配にあずかり、心より御礼申し上げます。
お詫び
- 余寒の候、このたびはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。
- 立春の候、不手際によりご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
弔事(お見舞い・お悔やみ周辺)
※時候の挨拶は簡素にし、相手への気遣いを優先します。
- 寒さ厳しき折、どうかご自愛のうえお過ごしください。
- まだ寒い日が続きます。くれぐれもご無理なさらぬようお祈り申し上げます。
カジュアル(私信)
- 立春を過ぎたのにまだ寒いね。風邪ひかないようにね。
- 梅が咲き始めたみたい。春が待ち遠しいね。
結びの言葉(そのまま使えます)
ビジネス向け
- 時節柄、くれぐれもご自愛ください。
- 今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。
- 皆さまのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
- まずは略儀ながら書中にてお願い申し上げます。
カジュアル向け
- まだ寒いから、温かくして過ごしてね。
- 落ち着いたらまた近況聞かせてください。
- 季節の変わり目だから、体調に気をつけてね。
表記のコツと注意点
- 2月は切り替えの月。 立春前は冬の表現、立春後は春の表現が自然です。ただし寒さは残るため、中立表現(寒さが続いております等)も便利です。
- 新年語は控えめに。 2月に入ってからの社外文書では、新春や迎春は避け、立春・余寒・梅花などに切り替えると丁寧です。
- 寒中見舞いと余寒見舞い。 松の内明けから立春前までは寒中見舞い、立春後は余寒見舞いが目安です。
- 候/みぎりで語調が変わります。 かたく整えるなら〜の候、やわらげるなら〜のみぎりでも自然です。
- 重ね言葉に注意。 お身体ご自愛くださいは冗長になりやすいので、くれぐれもご自愛くださいがすっきりします。
- 数字表記。 縦書きは漢数字、横書きは算用数字が読みやすい傾向です。
※地域差により季節の進み方が異なります。迷ったときは寒さが続いております、季節の変わり目につきなどの中立表現が安心です。
2月は暦の上では春を迎えつつ、体感は冬の名残がある時期です。
書き出しは季節感を一言そえる程度に抑え、本文の要件を明快にすると読みやすくなります。
※手紙本文の作成や宛名の手書き清書についてもご相談いただけます。

