【2026年版】4月の時候の挨拶一覧|上旬・中旬・下旬の使い分けと文例(ビジネス/カジュアル/弔事)

4月(卯月)は、桜が咲き、新年度や新生活が始まる節目の月です。
本ページでは、上旬・中旬・下旬の使い分けを軸に、ビジネス向け/カジュアルの書き出し、お礼・お詫び・弔事、そして結びの言葉まで、すぐに使える文例を一覧でご紹介します。
旧来の〜の候/〜のみぎりのフォーマル表現と、読みやすい口語表現の両方を揃えています。 4月の季語・行事まずは一覧上旬(1〜10日)中旬(11〜20日)下旬(21〜30日)用途別(ビジネス・カジュアルほか)結びの言葉表記のコツ

4月の季語・行事の目安

※2026年のケースです。

季節の節目

  • 清明:4月5日ごろ(万物が清らかで明るく、生き生きとする頃)
  • 穀雨:4月20日ごろ(春の雨が田畑を潤す頃)

行事・話題

  • 入学式・入社式(新年度の始まり)
  • 花まつり:4月8日
  • 昭和の日:4月29日
  • 新生活・異動・歓迎会・お花見・桜・春の長雨

まずは使える語の一覧(フォーマル/口語)

フォーマル(〜の候/〜のみぎり)

  • 卯月の候(4月全般)
  • 陽春の候(4月全般で使いやすい)
  • 春暖の候(上旬〜中旬)
  • 桜花の候(上旬中心)
  • 清明の候(清明以降)
  • 麗春の候(中旬中心)
  • 晩春の候(中旬〜下旬)
  • 穀雨の候(穀雨以降)

口語(読みやすい書き出し)

  • 春らんまんの季節となりました。
  • 桜の便りに心華やぐ頃となりました。
  • 新年度を迎え、気持ちも新たにしております。
  • 日差しの暖かさが心地よい季節となりました。
  • 新生活が始まり、慌ただしい毎日かと存じます。
  • 春の長雨が気になる頃となりました。

上旬(1〜10日)に使いやすい書き出し

フォーマル

  • 卯月の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 陽春の候、平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
  • 桜花のみぎり、皆さまにはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 清明の候、時節柄どうぞご自愛のほどお願い申し上げます。

口語

  • 桜の花が美しい季節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
  • 新年度を迎え、何かとお忙しい頃かと存じます。
  • 春の日差しが心地よく感じられるようになりました。
  • 新生活の始まりに、気持ちを新たにされていることと存じます。

中旬(11〜20日)に使いやすい書き出し

フォーマル

  • 春暖の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
  • 麗春のみぎり、平素のご厚誼に心より御礼申し上げます。
  • 晩春の候、皆さまのご健勝をお祈り申し上げます。
  • 卯月の候、引き続き変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。

口語

  • 春の暖かさが安定し、過ごしやすい日が増えてまいりました。
  • 新年度の慌ただしさも少し落ち着く頃となりました。
  • 若葉が目に鮮やかな季節となってまいりました。
  • 日中は汗ばむような陽気の日も出てまいりました。

下旬(21〜30日)に使いやすい書き出し

フォーマル

  • 穀雨の候、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
  • 晩春の候、時節柄ご自愛専一にてお願い申し上げます。
  • 陽春の候、皆さまにはお健やかにお過ごしのことと存じます。
  • 卯月の候、新年度ご多忙の折とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

口語

  • 春のやわらかな陽気に、過ごしやすさを感じる頃となりました。
  • 新生活にも少しずつ慣れてくる時期ですね。
  • 若葉が美しく、季節の移ろいを感じる頃となりました。
  • 朝晩と日中の寒暖差もございますので、どうぞご自愛ください。

用途別の文例

ビジネス(社外)

  • 陽春の候、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
  • 穀雨の候、貴社ますますご隆盛の段、お慶び申し上げます。
  • 春暖の候、日頃のご厚情に深く感謝申し上げます。
  • 新年度を迎えました。平素のご愛顧に御礼申し上げます。

社内・取引先担当者あて(ややくだけた口調)

  • 新年度でお忙しい時期かと思いますが、進行確認で一点ご連絡します。
  • 新しい体制が始まりましたね。引き続きよろしくお願いいたします。
  • 今月の進行について、一度スケジュールをすり合わせさせてください。

お礼

  • 陽春の候、先日はご多忙のところお時間を賜り、誠にありがとうございました。
  • 春暖のみぎり、温かいご高配にあずかり、心より御礼申し上げます。

お詫び

  • 晩春の候、このたびはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。
  • 穀雨の候、不手際によりご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

弔事(お見舞い・お悔やみ周辺)

※時候の挨拶は簡素にし、相手への気遣いを優先します。

  • 季節の変わり目ですので、どうかご自愛のうえお過ごしください。
  • 新年度の折、ご心労も多いことと拝察いたします。どうぞご無理なさらぬようお祈り申し上げます。

カジュアル(私信)

  • 桜がきれいな季節になったね。元気にしてる?
  • 新生活には慣れてきたかな。また落ち着いたら会おうね。

結びの言葉(そのまま使えます)

ビジネス向け

  • 時節柄、くれぐれもご自愛ください。
  • 今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。
  • 皆さまのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
  • まずは略儀ながら書中にてお願い申し上げます。

カジュアル向け

  • 新しい環境で無理しすぎないでね。
  • 落ち着いたらまた近況聞かせてください。
  • 春を楽しみながら元気に過ごしてね。

表記のコツと注意点

  • 4月は新年度の挨拶と相性が良い月です。 季節感に加えて、新体制・新生活・着任などの文脈を添えると自然です。
  • 上旬は桜、中旬以降は若葉の表現が使いやすくなります。 地域差はありますが、時期に合わせて桜花、春暖、晩春などを使い分けるとまとまりやすくなります。
  • 春らしさの出しすぎに注意。 地域や天候によっては肌寒い日もあるため、陽気はやわらかめに表現すると無難です。
  • 候/みぎりで語調が変わります。 かたく整えるなら〜の候、やわらげるなら〜のみぎりでも自然です。
  • 重ね言葉に注意。 お身体ご自愛くださいは冗長になりやすいので、くれぐれもご自愛くださいがすっきりします。
  • 数字表記。 縦書きは漢数字、横書きは算用数字が読みやすい傾向です。

※地域差により桜や春の進み方が異なります。迷ったときは春らしい陽気となりました、新年度を迎えましたなどの中立表現が安心です。

4月は春の華やかさと新生活の慌ただしさが重なる時期です。
書き出しは季節感を一言そえる程度に抑え、本文の要件を明快にすると読みやすくなります。

※手紙本文の作成や宛名の手書き清書についてもご相談いただけます。

▶ ご相談・お見積りはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です